事例紹介Case Study
保育
社会福祉法人 米子福祉会
河崎保育園さま
鳥取県米子市河崎483-1
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空調
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厨房
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給湯
“笑顔に出会える保育園・保護者と地域とともに”を保育理念に、
一人一人の子どもを大切にする保育環境の実現をめざします。

ランニングコストの低減と高い安全性を考慮し、
オール電化システムを導入しました。
米子福祉会 常務理事事務局長さま
米子福祉会は、米子市内で10箇所の保育園を運営しています。その中の一つ河崎保育園は園舎の老朽化にともなう改築を計画しました。
新園舎は、よりよい保育環境の実現を念頭に、快適性と安全性を追及した園舎の設計を行いました。さらにランニングコストの低減を目指し、オール電化の導入を検討しました。
検討にあたり、中国電力に光熱費試算を依頼したところ、ランニングコストの低減が見込める結果を提示されたことに加え、高い安全性、さらには、メンテナンスの容易さというメリットから、現場の保育土、調理員の意見を取り入れ電化採用を決定しました。
オール電化の導入により、さらなる快適な保育瑣境の実現ができました。特に、オール電化厨房により、現場調理員の作業環境改善が図られ、衛生管理の徹底が容易となりました。
河崎保育園 園長さま
当園では“笑顔に出会える保育園”を理念に、一人一人を大切にした保育園づくりを目指しています。特に食育に力を入れ、その一環として、近所の畑で菜園活動をしています。収穫した野菜を園児自身が調理することで働くことの大切さと自然の恵みへの感謝の気持ちを育んでいます。
食育の根幹となる給食では栄養のバランスを考え、煮る・蒸す・焼くなど多彩な料理をスチームコンベクションオーブンで作っています。中でも、野菜料理はスチーム加熱することで野菜本来の色や旨味・食感をしっかり残した状態で提供でき、給食の食べ残しも殆どなくなりました。電化厨房内は常に衛生的で掃除や後片づけなども簡単になり、調理スタッフの作業も軽減されました。
また、今回の新築にあたり、快適な空間を実現するため長いひさしを設置しました。ひさしの設置により、園児たちは雨の日でもデッキで遊ぶことができ、元気な声が絶えることはありません。また真夏の直射日光を遮るという効果もあり、今回新たに設置した個別空調と併せて、室内を効率的に快適な温度に保つことが出来ます。
こうした理想的な保育環境のもと、園児たちにはたくましく、思いやりのある子供に育って欲しいと願っています。

電化厨房
作業区分の明確化とドライシステムの採用で理想的な調理環境を実現
新築移転を機に、初めて導入されたスチームコンベクションオーブンは、幅広い料理をこなします。中でも野菜をスチーム加熱することで、野菜の色や旨味・食感をしっかりと残した状態で提供できます。
ドライシステムを採用した電化厨房内は汚染作業区域と非汚染作業区域を明確に区分することにより、徹底した衛生管理を実現しました。また、電化厨房機器は排熱が少なく、厨房内はいつも快適な温度に保たれています。以前と比較すると作業環境も改善され、調理スタッフの身体への負担も軽減されました。
米子福祉会では、調理室と調乳室を隣接させ、小さな窓を設けることで、乳児一人一人の体調を反映させた給食の提供ができるようにしています。





厨房機器設備概要
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スチームコンベクションオーブン
10.1kW
1台
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IH調理器
総計35.0kW
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食器消毒保管庫
5.2kW
1台
4.2kW
1台
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食器洗浄機
7.4kW
1台
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包丁・まな板殺薗庫
3.1kW
1台
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炊飯器
2.7kW
1台
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空調設備
省エネルギーを実現するため園舎には様々な工夫が凝らされています。
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EHPと扇風機を組み合わせることで空調効果を上げています。 -
ひさしを長くとることで直射日光による温度上昇を抑えています。
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電気式空調
14.0kW
16.0kW
22.4kW4台
2台
1台8.0kkW
2.5kW1台
1台
ヒートポンプ給湯機

大気中の熱を利用して効率よくお湯を沸かす高効率システムです。
地球に優しい
自然界に存在するCo2を冷媒とするため地球環境に優しい。また、エネルギー消費量がすくないため、Co2の排出量が削減できます。
低ランニングコスト
高効率運転のうえ、割安な夜間電力を使ってお湯を沸かすことができ、燃焼式設備と比較してランニングコストを減らすことが可能。
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業務用エコキュート
30.0kW
2台
建物概要
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延べ床面積
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建物構造
鉄骨造平屋建
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建物設計
(株)平設計
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竣工年月
2011年2月
その他の事例
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工場
住野工業株式会社さま
照明消灯や空調機清掃による地道な省エネの取り組みと、「エネルギー診断」の活用により、カーボンニュートラル実現を目指します。
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工場
ナカシマプロペラ
株式会社さまもともと省エネの設備投資に注力されており、2022年からはオンサイト太陽光発電PPAを導入。355kWの設置容量で全電力量の約9%の成果を見込まれています。
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病院
医療法人協愛会
阿知須共立病院さま2015年の新病棟新築の際に総合電化提案を行い、エネルギー量46%削減。2010年に導入した電化厨房は給食システムにイノベーションをもたらしました。
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工場
ホクト株式会社
広島きのこセンターさま太陽光発電PPAサービスを導入し、第一・第二工場の屋根にパネル2302kWを設置。全電力量の18%相当の成果を見込まれています。
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事務所
倉敷商工会議所さま
環境への配慮と防災をコンセプトに新会館を建設。商工会議所として全国初のZEB実証事業に採択され、電気代50%以上削減を見込まれています。
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