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工場


広島イーグル株式会社さま

広島県山県郡北広島町新氏神6番地

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    エアリーク調査

世界シェア80%以上を占める自動車部品の生産設備
環境に配慮した優しいモノづくりが企業使命

  • 取材先企業

    広島イーグル株式会社

  • 住所

    広島県山県郡北広島町新氏神6番地

  • 今回紹介する事例

    エアリーク調査

  • 話してくれた人

    製造技術部 設備管理課 課長
    木村 隆宏 さま

高い技術力とエアーの力でモノづくりを推進

広島イーグル株式会社様は、東証一部上場企業「イーグル工業株式会社」の100%出資の会社です。
自動車に使われるプレス部品・切削加工部品の製造・販売や、一部自社使用の金型の設計・製作など、さまざまな技術を駆使したモノづくりが行われています。

事業の柱の一つであるシール製品・電磁弁製品などの自動車部品生産は、世界シェア80%以上を占め、中でもカーエアコン専用の回転軸シール「リップシール」は、世界シェア87%を誇ります。
そのほか、「コントロールバルブ」、「ウォーターポンプメカニカルシール」など、自動車関連のプレス部品も製造されています。

お客さまとの打合せの結果、圧縮空気を動力とする生産設備を多く使用しておられることから、エアリーク調査による省エネ対策の検討が適していると判断しました。

ハードルが高すぎる、工場内の空気漏れ検知

従来、空気漏れを検知するためには、工場の生産設備を停止させた状態でエアーコンプレッサーを稼働させ、空気が漏れている「音」で検知する必要がありました。

しかし工場を停止するのは大型連休のみで、「検知に時間を割くのは大変な調整が必要で、容易ではありません」と木村様も頭を抱えられている状況でした。

工場の生産設備を全て停止させても、圧縮空気の配管は高所を通っている場合が多く、どこで空気漏れが発生しているのかを空気漏れの音で検知するのは困難です。
特に設備の裏側などは空気漏れの発生箇所を特定することができず、複数の箇所から空気が漏れてエネルギーの無駄が発生していることが分かっていても、手をつけられない状態でした。

高所など目視できないエアリークも一瞬で検知

エアリークビューアーは、エアリーク(空気漏れ)などに起因して発生する超音波をアレイセンサーで検出するため、工場のような騒音環境下でも検知が可能です。
7~8m離れた場所まで検出することができるので、高所に多くの配管がある、今回のような環境に適しています。

また、高性能マイクで検知した超音波を分析して画像化でき、高圧エアリーク発生箇所を赤色、周辺を紫・黄色と色分けによる音圧マップで表示するため、エアリーク発生箇所が明確です。
「可視化できるのには驚きました。分かりやすくていいですね」と木村様。

調査は、木村様にご案内いただきながら、圧縮空気の配管が多い場所や設備が古い箇所など2名体制で行い、エアリーク発生箇所を図面に記録していきました。

結果から算出された数値を基に、修繕を検討

エアリーク調査は1日で終了。「ホースへの接手部分からの漏れが多かった。気付くことができない設備の裏側など、エアリーク発生箇所特定することができて良かったです」と木村様。

今回の調査結果を、金額・エネルギー量などに換算・数値化のうえ提案書として取り纏め、説明させていただいたところ、提案内容を基に対策を検討され、全てのエアリーク発生箇所の修繕を実施されました。 「詳しく教えていただいたので、ランニングコストと修繕費用を比較する目安ができて助かりました」と木村様。

エアリーク解消に加え、生産設備のパフォーマンスを100%発揮させることができるのではないかと期待されています。

迅速に修繕を行い、年間60万円と大幅に削減

広島イーグル株式会社様は日頃から環境教育を行うなど省エネに対して熱心に取り組まれており、今回も迅速に修繕を行い、年間約60万円のエネルギーコスト削減という想定通りの結果を出されました。

今後は、エアーコンプレッサーにターゲットを絞り、計画的に省エネ提案を行うこととしています。
まずは、可搬型の計測装置を設備に取り付けて、10日間のデータを取得。測定結果を分析し、運転台数の適正化・部品の交換・圧縮空気圧力の調整など、運用状況なども踏まえながら提案をさせていただく予定としています。

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